【ジャンプ感想】祝!ONE PIECE20周年!!尾田さんとの思い出漫画

今週号は「ONE PIECE」連載20周年記念号ということで、尾田栄一郎先生がデビューしたときから親交が深かった島袋光年先生、通称しまぶーが「ONE PIECE」のお祝い漫画を執筆していました。その名も、

「祝!ONE PIECE20周年!!尾田さんとの思い出漫画」

まんま。何のひねりも無い笑

僕は「ONE PIECE」が好きなのはもちろん、「世紀末リーダー伝たけし!」「トリコ」も好きなので、今回の漫画は非常に楽しみにしてました!普通であれば知りえないような話も、いろいろ飛び出すんじゃ無いかと。

ファンとして、尾田っちのことは常に新情報をインプットしなければ!

しまぶー、オダッチの存在を知る!

今作では、しまぶーが漫画家としてデビューする前からスタートします。

高校生の頃のしまぶー

©島袋光年/集英社

このシーンの、「そしてそいつの不安要素を見つけて勝手に安心せねば」っていうセリフが良いですね笑

そして、しまぶーは気になる新人を発見。ペンネームは「月火水木土(つきひみずきこんどう)」となっていますが、もちろん後の尾田栄一郎先生です。

この変なペンネームは、ワンピファンの中では割と有名かと。

しまぶー、尾田っちとの邂逅

©島袋光年/集英社

しまぶー、月火水って略してたのか・・・

ちなみにこのペンネームは、以降使われることがありませんでした笑

その後も、しまぶーがデビューできないまま、尾田っちはどんどん新作を発表し先に進みます。尾田っちの短編集「WANTED」は持ってますが、確かに他の新人漫画家とは一線を画すような内容ですね。

おもしろいかどうかは個人の趣味趣向に左右されてしまうので何とも言えませんが、キャラクター・世界観・演出など、漫画のセンスがずば抜けている気がしました。どの作品も、他に見たことが無いんですよね。

  • 「WANTED」
    西部劇。主人公が昔倒したガンマンが幽霊として登場する。
  • 「一鬼夜行」
    気弱なお坊さんが主人公。最終的に、人食いの化け物を刀で一刀両断。
  • 「MONSTERS」
    西部劇チックな世界観に、なぜか侍。クライマックスでは、でかいドラゴンも登場。
    主人公はのちに、ワンピのスリラーバーグ編で、剣豪のゾンビ・リューマとしても登場。
  • 「ROMANCE DAWN」
    ワンピの原型。他にもう1作、同名作品があるがそちらは増刊号掲載、こちらはジャンプ本誌に掲載された。設定が若干違う。

などなど。ワンピが海賊漫画でありながら割と何でもありな作風なのは、尾田っちが新人だった頃から変わらないんですね〜。

のちにしまぶーも赤塚賞を受賞し、その受賞パーティーの場で初めて尾田っちと出会います。その後、意気投合した2人は、度々飲んだり遊びに行ったりしたそうです。羨ましい!

その頃、尾田っちが描いていたという落書きがこちらです。

若かりし尾田っちの落書き

©尾田栄一郎

右下には明らかにゾロと思われるイラストがありますね!尾田っちは、ワンピのネタをずいぶん昔から温めていたと語っていますが、この頃すでにデザインまで固まっていたんですね〜。

左下には、しまぶーの「たけし」の骸骨もいます笑
確かにこんな骨格してますよね〜。

あと随所に、「キン肉マン」のキャラクターもいます。キン肉マンにアシュラマン、ザ・魔雲天やペンタゴンまで!文字に隠れて見えづらいですが、ブロッケンJr.もいますね!

尾田っちは、一番影響を受けた漫画は「ドラゴンボール」と答えていますが、好きな漫画にあげるのは「キン肉マン」だったりします。

ワンピの隠しキャラ、パンダマンももともとは「キン肉マン」連載当時に行われた、超人コンテスト(読者考案のキャラクターを募集する企画)用に作ったキャラクターだそうです。

たけしとワンピ連載スタート

その後、2人は同時期に連載が決まり、「世紀末リーダー伝たけし!」が始まった次の号で「ONE PIECE」も始まりました。両方とも初回アンケート1位取ってた、というのはすごいですね〜。

しまぶーが描いたルフィ

©島袋光年/集英社

その後も、ワンピはぶっちぎりの1位連発。たけしも、何度か1位を取っていたのは初耳ですね。

当時は、翌年に「HUNTER×HUNTER」、さらに次の年には「NARUTO」がスタートしています。他にも、「ヒカルの碁」「テニスの王子様」「シャーマンキング」といった2000年前後を支えた名作達が次々と生まれていた時期です。

そんな強豪ひしめく中での1位って、結構すごいことだと思います!ワンピであれば想像つきますが、たけしってギャグ漫画ですからね〜。伊達にジャンプで2作ヒットさせてないなぁ、しまぶーは。

その後

その後、しまぶーは諸事情によりたけしを終了、しばらくの充電期間を経て「トリコ」の連載をスタートさせます。(どんな事情があったのか知らない人は調べてみるといいよ)。

トリコを始めるにあたって、しまぶーが尾田っちにアシスタントについて相談していたんですね〜。尾田っちの、チーフアシを決めない、というポリシーはちょっと感動しました。大物作家だと割と多いんですけどね、チーフアシ。

結果、トリコはたけしで成し得なかったアニメ化・映画化も果たし、たけしよりも長い約8年間という長期連載にまで成長しました。去年、トリコは終了してしまいましたが、ワンピはまだまだジャンプの看板として君臨し続けています。すごすぎ・・・

トリコ連載終了時には、また尾田っちと飲んでるしまぶー。ことあるごとにこうして出会うのは、相当仲が良い証拠ですよね!こっそり、尾田っちの寝てない自慢が入ってますが、ファンとしてはもうちょっと体を労わってほしい気はします・・・

また、しまぶーの漫画読みたい!

しまぶーはトリコ連載終了後、最強ジャンプ(ジャンプの兄弟誌)とジャンプ本誌でギャグの読み切りを発表しています。割とハイペースで新作を描いてますね〜。そして今回のお祝い漫画と。

こうして読んでみて、改めてしまぶーの新しい連載が読んでみたくなりますね〜。読み切り2本がギャグだったことを考えると、次の連載もギャグ濃厚ですかね。個人的には、トリコのようなストーリーも見てみたいですが。ギャグセンスも好きなんで、最終的にはどっちでもバッチコイです!

あと、しまぶーって割と自分の漫画のキャラクターが大好きな作家さんで、漫画の背景に他の作品のキャラクターがいることがよくあるんですが(トリコの背景にたけしがいたり)、

しまぶーキャラクター

©島袋光年/集英社

まさか、今回のお祝い漫画にも、自分のキャラクターぶっこんでくるとは笑
(左上、左下は過去の読み切りに登場したキャラクター)