果たして、「ROBOT×LASERBEAM」は打ち切られてしまうのか?

ほんの少し前、4ヶ月ほど前ですね。週刊少年ジャンプで怒涛の6連続(間に1週開きましたが)新連載がスタートしました。

しかも、半分の3作品は、以前にアニメ化もしたことがあるヒット作家の新作です。嫌が応にも、期待が高まったというもの。

しかし、現実は厳しいですね。

4ヶ月経った現在、6本中すでに2本が打ち切り、残り4本中3本が、今週号の掲載順で後ろから5番目までに揃う危険水域にいます。結局、残るのは「Dr.STONE」だけかというところです。

個人的には、「黒子のバスケ」藤巻忠俊先生の新作、「ROBOT×LASERBEAM(ロボレーザービーム)」には期待していたので、もし打ち切られてしまったら非常にがっかり・・・

ゴルフじゃ地味なのか?

前作の「黒子のバスケ」といえば、派手な必殺技が印象的な漫画でした。

コートのどこからでもシュートを決めたり、相手の技をコピーしたり(字面だけだと、完全に能力バトル漫画笑)、相手を転ばせたりと、まあ非常に派手派手。

今回の「ROBO」も、まるで精密機械のような正確無比なショットが出るなど、非現実的な描写もあることにはあります。

しかし、いかんせんゴルフ。ビジュアルの面で、バスケと比較すると地味になってしまいがちなんですよね・・・

ゴルフって、素人目に見て技術とかよくわかりづらいスポーツのような気がします。

少ない打数でカップにボールが入れば凄い、というのはわかるんですが、凄いとされているプレイヤーの具体的にどこが凄いのか、どういったプレイが凄いのかが正直よくわからないんです。プロゴルファーのスイング見ても、綺麗だな〜くらいの感想しか出ない・・・

バスケやサッカーであれば、プレイを見ただけで凄さがすぐに伝わりますよね。絵で伝える漫画というメディアに、向いたスポーツと言えます。

対して、素人が見ても、なかなか凄さが伝わらないスポーツって漫画にしづらいんですよね。剣道とか、弓道とか。ビリヤードやダーツなんかも、それを題材に漫画にするのはかなり至難だと思います。

もちろん、それらのスポーツを題材にした漫画で、これまでヒットが無かったわけではありません。ゴルフでいえば、「風の大地」「プロゴルファー猿」、ジャンプにも「ライジングインパクト」があります。

ただ「黒バス」の藤巻先生が描くとなると、やはり派手さを期待されてしまう面もある気がします。派手なゴル漫画となると、やたらと飛ばしたり、ボールが直角に曲がったり、100%ホールインワンだったりとそこまで表現に幅が残されてないのかもしれません。

まだ、望みはある・・・かもしれん

「左門くんはサモナー」「U19」「ポロの留学記」の3本が先週までに終了し、今週号は終了0。ひとまず、今期の連載終了はこの3本で決まりのようです。「ROBO」も、とりあえずは2ヶ月くらい生き延びたと言っていいでしょう。

もちろん、このまま掲載順が低調のままであれば、次の改編期での打ち切りも免れません。どうにか、はいあがっていく必要があります。

先々週には、ライバルとなりそうな新キャラが出てきました。が、正直、「黒バス」の”キセキの世代“と比較するとどうですかね?わかりません・・・

しかし、まだ生き残る可能性もなくは無いと思います。

文教堂という全国に展開している書店チェーンをご存知でしょうか。文教堂の公式ホームページでは、全国のPOSから集めたデータを収集して、リアルタイムで集計した売上ランキングを公開しています。

コミックス発売日である2017年7月4日(火)夜10時ごろのランキングがこちらです。

2017年7月4日(火)夜10時ごろのランキング

同時期開始の期待作「Dr.STONE」の上どころか、アニメ化を果たし、実写化も予定されている「斉木楠雄のΨ難」よりも上位にいます。

「斉木楠雄」がどれだけ売れているか、それのオリコンデータがこちらです。

12│**69535 (6)│**92159│——-│——-│——-┃*,*92,159 (*13)┃2017/04|斉木楠雄のΨ難 21

2週目までで、10万近くですね。ちなみに、他のジャンプ作品の1巻発売時の売上がこちら。

│*31428 (7)│——│——│——│——┃*,722,894 (*770)┃2012/06|ハイキュー!! 1
│*71575 (6)│******│101801│137449│157439┃*,621,647 (*559)┃2014/11|僕のヒーローアカデミア 1
│*20445 (3)│*32878│*35709│*45784│——┃*,500,417 (1200)┃2009/04|黒子のバスケ 1
│*71367 (4)│*89378│107990│139657│——┃*,373,430 (*228)┃2013/04|食戟のソーマ 1
│*24380 (3)│*49785│——│——│——┃*,223,329 (*171)┃2016/12|約束のネバーランド 1
│*29743 (3)│******│******│*51357│*70324┃*,*70,324 (**31)┃2016/06|ゆらぎ荘の幽奈さん 1

「斉木楠雄」の上となると、2週目までに約9万部売れていた「食戟のソーマ」と同等かそれ以上ということになります。前作「黒バス」の1巻よりも全然良い数字ですね。

もちろん、このランキングもあくまで参考にしかなりません。本当に売れているかどうかは、来週のオリコンランキングを確認するまでは判断しかねます(オリコンもあくまで推定値だしね)。

しかし、実際に「斉木楠雄」よりも売れているのだとしたら、果たして打ち切られるのでしょうか?昔から、少年ジャンプは、コミックスの売上は関係無い、アンケートが全てだと噂されてきました。

もしそうだとしても、現状かなり本誌の売上が下がっている現状で、1巻から10万部近く売れる漫画をみすみす切ってしまうことがあるのでしょうか?僕が編集長だったら、とりあえず2巻が出るまでは様子見しますけどね。

このラインで売れ続けたら、ほぼ間違いなくアニメ化できますしね。漫画は、最初のうちは、巻数を重ねれば重ねるほど売上が上がるのが普通だし(例外もあるよ)。

今や実写映画も公開されるに至った「銀魂」だって、10話くらいまでは打ち切り候補だったらしいし。

『銀魂』連載開始時は”ビリッケツ”、不安もあった映画化 – 原作者・空知英秋の述懐 (1) 原作者自ら、組織票を疑う | マイナビニュース

「銀魂」は、真選組が登場したあたりからアンケートが取れるようになったらしいですね。

連載当初、アンケートが取れなかったとき、空知先生が編集長から「君は若いから次があるよ」と励まされたけど、結局「銀魂」がヒットしたエピソード好き笑

つまり、まだ希望は捨てちゃいかん!という話でした。

※2017年7月6日追記

e-honのランキング(1日分集計の売上ランキング)で、発売日に15位にランクインしてましたね。ジャンプスクエアの「双星の陰陽師」の下、「斉木楠雄」の2つ上です。

e-honの7/4分

良い感じです。やはり、藤巻先生には固定ファンがいるみたい。