齢30になり、いまだに『少年』ジャンプを買い続けている私。
最近ではほとんど惰性で買ってるようなものであり、読んでいるのも片手で数えるくらいになりました。
もう買わんでもいいんじゃないかとは思いつつ、電子版の定期購読月額900円なら別に解約するほどでもないか、とダラダラと読み続けています。
昔から「ONE PIECE」が好き何ですが、最近の内容はあんまり頭に入ってきていません。
登場人物が多すぎて、脳みそで処理しきれなくなっています。
そんな私にとっての少年ジャンプ、今一番面白いと感じているのは芥見下々(あくたみげげ)先生作「呪術廻戦」です。
次点で藤本タツキ先生の「チェンソーマン」。
呪術廻戦ってどんな漫画?
あらすじはこんな感じです。
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが?
出典:JC1巻背表紙より
少年漫画でよく見られる、いわゆる退魔モノってやつですね〜
ひょんなことから凶悪で強力な呪物・両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食べてしまった、スポーツ万能高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が主人公です。
世界最凶ともいえる怪物を内に宿すこととなった虎杖が、呪物を祓うことのできる呪術師を育成する高校・東京都立呪術高等専門学校に通うことになります。
要注意危険物という扱いを受けながらも、本人はおかまいなし。
学校での実習で技を磨きながら、仲間とともに凶悪な呪物を今日も祓い続ける・・・みたいな感じです。
始まった当初は、すでに人気が定着しつつあった「鬼滅の刃」、少し前に始まった「BOZUBEATS(ボーズビーツ)」と2作も退魔モノがありました。
正直、「またか・・・」というのが読む前の印象。
しかし、読み始めてみると「ん?これひょっとして面白いんでない?」となりました。
しばらくは、少しグロめな少年漫画という感じでしたが・・・だんだんと急激に面白くなっていきます。
ここから下は、2巻以降のネタバレになります!
主人公が〇〇する漫画にハズレなし!
1巻終盤にて繰り広げられる特級呪物との戦闘、あまりの強敵に仲間の1人・釘崎野薔薇(くぎさきのばら)は行方不明に。
虎杖も左腕を切り落とされ、右手も親指以外の指が第一関節から先が消し飛んでしまいます。
©芥見下々/集英社
そこで虎杖が選択したのは、内なる最凶呪物・両面宿儺に体を預けること。
いくら特級呪物といえども、両面宿儺の圧倒的な戦闘力になすすべもなく倒されます。
©芥見下々/集英社
しかし、ここで問題発生。
両面宿儺と入れ替わることができない虎杖を盾に、宿儺は伏黒恵(ふしぐろめぐみ)を殺そうとします。
圧倒的な戦闘力の差を前になすすべもない伏黒。
©芥見下々/集英社
もはや死は免れない!と思われたそのとき、既のところで虎杖は宿儺から体を奪い返します。
すでに心臓を抜かれていた虎杖は、伏黒を助けるために・・・

死んでしまいます。
逝ったぁぁぁ!9話で主人公が逝ったぁぁぁ!
主人公が途中で死ぬ漫画といえば、
- ドラゴンボール
- ジョジョの奇妙な冒険
- 幽遊白書
- 進撃の巨人
あたりが有名ですね。
そうです。
主人公が途中で死亡する漫画にハズレない説!
これを読んだときは「この先どうなるん!?」ってなりますよね!
もちろん、主人公なんだからどうにかして生き返るんだろうなぁとは思っていましたが・・・。
3巻の帯にて、「ワールドトリガー」の葦原大介先生が「なめらかに人が死ぬ漫画です。」との言葉を寄せていますが、本当にその通りです。
常に緊張感をピリピリと張り続けている本作、メインの登場人物だろうがいつ殺されるかわかりません。
五条先生はどっかで死にそう・・・と見せかけて生き延びるか?
評価も上々!
売り上げは4巻時点でシリーズ累計110万部突破、こういうときのシリーズ累計というのはだいたい関連書籍も含まれるので0巻も含んだ数字だとは思いますが、発行部数単巻20万部以上はなかなかだと思います。
オリコンのランキングでも、最新5巻が3週計で14万部超えです。
アニメ化・映画化もされ、もはや看板といってもいい「僕のヒーローアカデミア」作者の堀越耕平先生も、5巻の帯にて「次にジャンプを背負っていく漫画です」との言葉を寄せています。
ここから人気が急落するというのはそうそう無いかと思われるので、まずアニメ化は間違いないでしょう。
ジャンプ編集部も期待の表れからか、こんなPVを作っています。
アニメ作っちゃったよ・・・
始まったばかりの漫画で、ここまでのプロモーションは正直記憶にないですね。
TVアニメが始まるとしたら、同じスタッフが作るんでしょうか?
五条先生も中村悠一さんかな?
まあ、変わると思いますが。
とにかくこのヒリヒリ感、一度読んでみることをお勧めします!
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