ハンター×ハンターの念能力が複雑過ぎるから一旦整理しよう

ついに、「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」が、今週から1年ぶりに連載再開されました。最新話が掲載されるだけでネットニュースになる漫画は、他にはあまり無いでしょう笑

HUNTER×HUNTER:1年ぶり連載再開へ  – 毎日新聞

もちろん、僕も楽しみにしてました。最新刊も買いましたよ!

今回は、いったいいつまで続きますかね?「ドラクエ11が出るからそれまでじゃね?」なんて声もあります。冨樫先生、ゲーム好きですから。

とりあえず、今は素直に喜んでおきましょうかね。

念能力がよくわからなくなってきた

まあ、僕がバカだからなんですけど、だんだんと登場する念能力がちゃんと把握できなくなってきました。読んでて、「どゆこと?」と頭がパンクすること多数です・・・

キメラ=アント編あたりまでは問題なかったのですが、キルアの兄弟アルカ/ナニカの能力くらいから一回では理解できなくなってきました。

正直、ヒソカVSクロロ戦のときの、クロロが盗賊の極意(スキルハンター)で盗んだ能力は、当時よくわかってなかった笑

僕レベルのバカが、ハンター×ハンターを読んでいるのかわかりませんが、万が一いた場合のためにちょっと整理してみました。

アルカ/ナニカ

正確には、念能力かどうかは現時点で不明で(暗黒大陸由来とする考察もある)、実際に行っているのはナニカです。

基本ルールは、ナニカからのおねだりを3回達成すると、1回だけナニカに願いを叶えてもらうことができる、というもの。

3回のおねだりを達成して、1つ願いを叶えてくれる

©POT(冨樫義博)

ナニカからのおねだりは、叶えてもらった願いの程度によって難易度が変わります。ここでポイントなのが、直前に叶えてもらった願いの程度によるというところです。

例えばAという人物が、ナニカに「お金1億欲しい」という願いを叶えてもらった場合、Aはそれに見合うおねだりを達成する義務はありません。ここでその義務を追うのは、次に願いを叶えてもらう人物です。しかも、この次の人物の指名権はナニカにあります。ナニカがおねだりできるのは、ナニカが名前を知っている人物だけです。

もちろん、叶えた願いが大きいものななるほど、おねだりの難易度が跳ね上がります。

億万長者にして欲しいというお願い

©POT(冨樫義博)

「億万長者にして欲しい」というお願いのあとに・・・

肝臓をくれ

©POT(冨樫義博)

「肝臓」「十二指腸」「背骨」「脳みそ」の要求というヘビーなおねだりに。

そして、そのおねだりが達成できず、4回断ってしまうと・・・

4回おねだりを断ると死亡

©POT(冨樫義博)

死亡してしまいます。さらに最愛の人も亡くなり、それでも足りない場合はおねだりを達成できなかった人間とより長く一緒に過ごした人間が順に死亡します。最低でも2人、直前に叶えたお願いの大きさ次第で、さらに多くの人間が亡くなるということです。

このようにおねだりの完遂に失敗した場合、おねだりの難易度は元に戻ります。

また、1度おねだりをされると、された者が3回達成するまでは、他の人間におねだりすることはありません。つまり、3回の途中で、おねだりされた者がナニカの前から姿を消すと、おねだりが中断されます。

おねだりの途中、何かしらの理由でおねだりをされた者が死んだ場合、失敗とみなされ、最愛の人、場合によっては他の人間も死亡します。そして、おねだりの難易度はリセット。

叶えられる願いに、限界は無いとされています。

瀕死の動物や人間を、健康体に回復させることも可能です。ただ、直すことは苦手としていて、ナニカが対象物に直接触った状態でなければ治せません。また直したあとは、疲れて睡眠をとります。

叶えられる願いは1つだけですが、条件分岐をさせることは可能です。例えば、「コインを投げて、表だったらとびっきりの美女、裏だったら超高級車が欲しい」という願いであれば、最終的に叶うのはどちらか1つだけなのでお願いすることができます。

と、ここまでが通常ルールです。最愛の兄であるキルアに対しては、裏技的なルールも存在します。

それは、通常3回おねだりを達成しなければ、叶えてもらえないお願い。

それが「命令」だった場合は、ノーリスクでやってもらうことができるというもの。もちろん、そのあとのおねだりの難易度には一切影響しません。

キルアが「〜しろ」と命令口調で行った場合に、このルールが適用され発動されます。

これが、アルカ/ナニカの能力の全容です。文字に起こしたら、原稿用紙3枚分になりました笑

「願いを叶えてもらう代わりに、条件を満たす必要がある」といった、一見単純で強力な能力に見えますが、補足ルールが非常に多いですね。

クロロが奪った能力

幻影旅団の団長であるクロロ。クロロ自体の念能力は、盗賊の極意(スキルハンター)という特質系の能力です。

盗賊の極意(スキルハンター)

©POT(冨樫義博)

詳しく解説すると、相手の念能力を奪う能力。奪っている間は、能力の元の持ち主は使用することができません。非常に強力。

しかし強力なぶん、発動条件は複雑です。

実際に自分の目で相手の能力を確認し、相手に能力について質問をする。その質問に答えてもらったら、具現化した本の表紙の手形に、相手の掌を合わせる。これらの作業を1時間以内に行うことで、能力を奪うことができます。

奪った能力は本のページに記録され、本を右手に持ち、ページを開いている間だけ使用することが可能です。

ハンターに登場する登場人物は、基本的に知能指数が高いキャラばかりなので、まず自分から能力を明かしたり解説したりすることはありません。あったとしても、それは能力発動に必要な条件だったりすることが多いです(例:ゲンスルーの命の音(カウントダウン))。

さらに、ヒソカ戦では、栞のテーマ(ダブルフェイス)という追加効果も登場しました。

栞のテーマ(ダブルフェイス)

©POT(冨樫義博)

スキルハンターの本に栞を挟むことで、挟んだページの能力を本を閉じた状態でも使用することができます。これにより、

  • 別の能力のページを開くことで、同時に2つの能力を使用できる
  • 右手に本を持ち続ける必要が無いので、両手を使うことができる
    →発動に両手が必要な能力も使用できるようになった。また、徒手空拳での戦闘能力の向上。

といったメリットが生まれました。現時点では不明ですが、そのぶん、それなりのデメリットもあるようです。

ここまでが、クロロ本人が持つ能力です。問題は、ヒソカ戦で見せた、他の能力者から奪った能力。これが、僕には難解すぎました・・・

一つずつ整理していきましょう。

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

©POT(冨樫義博)

幻影旅団の団員の1人、シャルナークの能力です。能力のタイプは、操作系です。

クロロは、ヒソカ戦に備えてあらかじめ借りたようですね。

携帯電話とアンテナ2本を用いる能力で、アンテナを刺した者を、携帯で自由に操作ができるというもの。オートで行動させることもできます。

アンテナ

©POT(冨樫義博)

ヒソカ戦では使用しませんでしたが、自分に指すことで、オーラの量を引き上げパワーアップすることができます。

ただ、この状態では自我が無くなり、行動が全てオートに。自分で解除することもできず、アンテナが抜けるか、倒すと決めた標的を始末するまで止まりません。能力使用後の反動も大きく、かなりの疲労が襲うようです。

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

こちらも旅団員が持っていた能力で、元の持ち主はコルトピ

名前の由来は、漢字・読みともに漫画から取られていますね。漢字は楳図かずお先生のホラー漫画、読みは細野不二彦先生の芸術を題材にした漫画です。

左手で触った物体を、右手で具現化する能力。要はコピーですね。

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

©POT(冨樫義博)

基本的にコピーできるのは外観だけで、生きているものをコピーすると死体としてコピーされ、念を込められて作られたものは念が込められていない状態でコピーされます。

コピーしたものには、コルトピの念が宿り、円の役割も果たす便利もの。ただ、24時間経つと消滅します。

番いの破壊者(サンアンドムーン)

もともとは、旅団員初期メンバーの故郷、流星街の長老が持っていた能力です。

能力を発動すると、右手の甲に月(マイナス)、左手の甲に太陽(プラス)の刻印が現れ、対象物に甲で触れることでそれぞれの刻印を押すことができます。そして、押された2種類の刻印が触れ合ったとき、爆発を起こす能力です。

番いの破壊者(サンアンドムーン)

©POT(冨樫義博)

両手を自由にすることで初めて使える能力ゆえ、栞のテーマ使用時のみ発動できる能力と思われました。が、左手のみでも刻印を押すことはでき、本を持ちながらでも能力を使えることがのちに判明しました。

爆発の威力は、刻印を押したときに、対象物に触れていた時間によります。一瞬だと、半径数十センチメートルくらいしか吹き飛ばせませんが、3〜5秒触れることで、そばにいた人間を完全に爆殺することも可能です。

また通常の念能力は、能力者の死後に効果が消えるのが通常ですが、まれに能力者の強い念(気持ち)によってより強力に作用する能力があります。番いの破壊者もその1つ。

よって1度つけた刻印、つまり爆弾は、爆発するまで消えることがありません。もちろん、盗賊の極意のページを閉じても同様です。

人間の照明(オーダースタンプ)

元の使用者は不明、能力の種類は操作系です。スタンプを押した対象を、あやつることができます。

人間の証明(オーダースタンプ)

©POT(冨樫義博)

生きている人間を操作する携帯する他人の運命に対して、こちらは人形を操作する能力です。能力の持ち主の価値観によるものか、死体は人間という判断になり操作することはできません。

ただ、先に書いた神の左手悪魔の左手によってコピーされた死体は、人形という扱いができ、人間の照明で操作することが可能です。頭と胴体が切り離されると、ただの物体として認識され人形としての役割を終えます。

携帯する他人の運命と比較して、遂行できる命令が単純なものに限られます。また、命令しても個体差があり、思ったような行動を取らない場合もあるようです。

その中でも、「壊せ」という命令だけは、必ず首を胴体から切り離そうとします。人形も頭が外れると機能停止することから(人形として壊れた)、クロロは能力の持ち主が、頭と体を切り離すという行為に対して何か特別な価値観を持ち合わせていたのではないかと推測しています。

転校生(コンバートハンズ)

こちらも持ち主不明。能力の種類も、今のところわかりません。

番いの破壊者と同様に、両手を使用する能力。ただこちらは、常時両手を開けている必要はなく、栞のテーマ未使用時でも半分だけ能力を使用することが可能です。完全に使いこなす場合のみ、栞のテーマで両手をフリーにします。

転校生(コンバートハンズ)

©POT(冨樫義博)

対象者に、右手で触れるとソイツがクロロの姿に変わり、逆に左手で触れるとクロロがソイツの姿に変わります。変わるのは見た目だけで、性格などの中身は変わりません。

ヒソカ戦での使用方法

これらの能力を駆使して、クロロはヒソカの対戦を受けました。

このバトルが、非常に難解です。何度も読まないと、頭に入らなかった・・・

基本的には、クロロ自身はヒソカから距離をとって、神の左手悪魔の右手で観客をコピーした人形、もしくは携帯する他人の運命で操作した観客を差し向けていました。

当初、ヒソカの推理では・・・

人間の証明で動いている人形(神の左手悪魔の右手でコピーした)が存在している間は、神の左手悪魔の右手が発動中なので、本は栞のテーマを挟んだ状態。
→つまり、この状態で使える能力は携帯する他人の運命・人間の証明・転校生の左手「クロロを変装させる能力」の3つである。

しかし、途中で観客の1人がクロロに化かされていることに気がつきます。神の左手悪魔の右手のページに栞を挟んでいたら、転校生の右手「対象者をクロロの姿に偽装させる能力」は使えないはず。

勘づくヒソカ

©POT(冨樫義博)

実は、番いの破壊者の刻印は、死後なお強く残る念で、神の左手悪魔の右手を解除しても、番いの破壊者で刻印された人形は消失しないという”裏技”があったという。
(正確にはよくわからん笑)

爆発するコピー人形が会場のあちこちに潜み、ヒソカも状況を把握しきれず・・・

最終的には、ヒソカは敗れてしまうわけです。

ただ、実はシャルナークとコルトピも会場で加勢していたとか、流星街の長老も加勢していたとか、といった仮説もたてられていてかなりわけわかめ。

2017年7月1日追記:

もっと、わかりやすい解説している人がいました。これすごいわかりやすい!

http://yaraon-blog.com/archives/108194

どんどん難解に・・・

連載も再開し、クラピカの最後の能力も明らかになりました。これから、どんどん新しい念能力も多数登場するんでしょうね。

レオリオが十二支んに加入したことで、暗黒大陸編でも活躍が期待されます。ジンをぶっ飛ばしたような、離れたところに拳をワープさせる程度の能力では太刀打ちできないと思うので、もっと強くなるはず。もしくは、すでに強くなっているのかもしれません。

あと、念能力が使えなくなったゴンはどうなるのでしょうか?

これまでの念を取り戻す家庭があるのか、それとも全く新しい能力を習得するのか。冨樫先生の場合、読者の予想の少し斜め上をいくので、もしかしたら無能力のままもありえますよね。それはそれでおもしろいかも。

なんにせよ、またいつ休載するかわかりませんが、それまでの間、しっかりと楽しませてもらいましょう!