真夏の炎天下、僕は家庭用ゲームの終焉を感じた

今日、Nintendo Switchを探して、近隣のおもちゃ屋やゲームを取り扱っているお店を5店くらい回りました。

結果、どこも売り切れ。次回入荷未定とのことで予約することもできず。

クソ暑い中、長時間自転車を走らせて思ったのは、

こりゃ家庭用ゲームが廃れるわけだ・・・

ということです。

そもそも、なぜこんな思いをしてまでSwitchを探していたのかというと、来週土曜日に開催される隅田川花火大会に急遽行くことになりまして。

しかし、場所取りのため午後3時頃には現地につくのですが、花火大会自体は夜の7時半から。およそ4時間以上どうにかして時間を潰さなければならなくなりました。

ネットで知り合った方と一緒に行くので、会話だけでそれだけの時間を過ごすのはかなり難易度が高いです。そこで思いついたのが、1台あれば2人で遊べるSwitchだったのですが・・・

家庭用ゲームは本体とソフトが必要

当たり前ですが、SwitchやPS4といった家庭用ゲームは、ゲームを楽しむためにゲーム機本体とソフトの2点が必要になります。片方揃えても宝の持ち腐れです。

僕はアラサーなので、スーファミや初代PS、64などに触れてきた人間ですから、この前提条件は何気なく受け入れてきたつもりでした。

それこそ、初代プレステを買ったときはどこを回っても在庫がなく、母親の知り合いの店に残っていた最後の1台を取り置きしてもらい購入することができました。まさに、今回と同様の状況です。このときは、とくに何も感じませんでした。

しかし時代も変わり、スマートフォンでもゲームができるようになって、手軽にどこでもゲームができるように。今日を迎えるまで、家庭用ゲームと比較してスマホゲームが勝っているのは、基本プレイ無料だったり、誰でも持っているスマホでできるという点、というのが僕の認識でした。

確かにその通りなんですが今日改めて思ったのは、わざわざお店まで出かけることなく家にいたまますぐにゲームを遊べる手軽さこそがスマホゲームの利点である、ということです。

日本国内のスマートフォンの普及率はほぼ7割くらい。およそ8,000万人以上は持っている計算です。

一方の家庭用ゲーム機は、社会現象にまでなったニンテンドーDSシリーズですら2,000万台弱といったところ。ゲームを提供するためのハードルの高さが、圧倒的に違いますよね。

Switchは今年の3月に発売されて以降、慢性的な品不足の状態が続いています。つまり、Switchが欲しい人に十分に行き渡っていない状態です。人気や注目度の高いソフトが出れば、大体の人が本体も一緒に購入する必要があります。

スマホを持ってない人であれば、スマホゲームをやるために新たにスマホを買う必要がありますが、携帯ショップに行ってスマホが全て売り切れているということはまず無いですよね。好みの機種が売り切れていることはあるかもしれませんが、何かしら残っているはず。

今この時代、こんなに手軽にゲームができるようになって、ゲームをやるために炎天下の中、複数の店を回った挙句、結局ゲームができないというのはだいぶ時代錯誤に感じてしまったわけです。

ここまで読んだ人で、

  • ネットで購入すればいい
  • そもそも発売日前に予約しないのが悪い
  • たかがゲームごときに何をムキに・・・

と感じた人もいるかもしれませんが・・・

しかし、ネットで購入しようが予約しようが結局手間はかかってるので、スマホゲームの手軽さには到底かないません。

僕が予約しなかったのは、WiiとWiiUを買いながら結局買ったソフトが、両方とも片手で数える程度だったというのが大きく、しばらく様子見をしようと思ったのが理由です。欲しいソフトが揃ってきてからにしようと。

ちなみに、対応ソフトは人気のスプラトゥーンも含め、在庫が十分にありました。その状況が、なおさら歯がゆさを増長させている気もします。

家庭用ゲームのライバルはスマホだけでは無い

スマホゲームの市場が家庭用ゲーム機の市場を凌駕するのが当たり前になりましたが、家庭用ゲームの窮地はまだ終わりません。スマホ以外のライバルが出現しているからです。

それは、PCゲーム市場です。

海外のゲーム市場はすでに、家庭用ゲームよりもPCゲームの市場が大きくなっています。プロゲーマーの間では、PCでゲームをすることが当たり前となっているのが現状です。

国内外のソフトメーカーも、家庭用ゲームで提供したゲームを、PCに移植するというのがスタンダードになっています。海外メーカーは、家庭用ゲームとPC版を同時に発売するところも多いです。

日本国内の大手家電量販店にも、ゲーム用PC専門の売り場を設けています。ビックカメラとかヨドバシカメラとか。

PCも最初にかかる資金がハードルの高さになっていますが、5年程度の短いスパンで新しいゲーム機が登場する家庭用ゲームと違って一度揃えてしまえば割と長く遊べます。今のところ、売り切れて入手困難ということも無いですしね。

こう見ると、家庭用ゲームが置かれている現状はなかなか厳しいと言わざるを得ないんでは無いでしょうか?

Switchは確かに、WiiUなどと比較して売れ行きは好調です。

しかし、現状品薄が続いて、1週間のうちに売れる限界が数万台程度では、スマホとPCによって広がったゲーム市場のスピードに着いていくことすら難しいと思います。

転売屋対策はどうするのか

Switch関連で一つ問題になっているのが、転売屋です。

Amazonやメルカリでは、定価2万9,980円(税別)のところ、5万以上の値段で売られています。かなり強気な価格ですが、買う人がいるんでしょうね・・・

それこそゲーム機を定価以上のぼったくり価格で買うなら、スマホを新しくしますよ。こっちの方がはるかに有意義ですから。

じゃあ、この転売屋をどう対応していけばいいのかという話ですが。

正直、決定打となり得る手段は無いんじゃないかな、と僕は思います。残念ながら。

一応、どのお店でもお一人様一点という制限はありますが、転売業者ともなれば、その辺のホームレスや外国人を多数雇うことで簡単に数を揃えることができてしまいます。1台で2万くらい利益が出るので、1人1,000円報酬として渡しても儲けることが可能です。

お店側が、転売屋かどうか見極めるのは、おそらく不可能でしょうね。個人で楽しむため、と言われてしまえばそれ以上突っ込むことができないでしょうし。

何かしら対策をしようにも、人件費やらでお店側の負担も大変なことになって、それこそSwitchの扱いを中止でもしたら元も子もないですしね。

販売元の任天堂であれば、なおさら転売屋対策は不可能でしょう。できることといえば、増産くらいだと思いますが、それも1日2日でできる話じゃないでしょうし、売上が落ち着いてきたときに新造した設備が無駄になってしまいますから。

結局、転売屋がのさばっているのは、転売屋から購入する人間がいるからなんですよね。そういった人たちがいなくなれば、転売屋だって商売上がったりになっていなくなるはず。

ただ、転売屋から定価以上で手に入れるのは、それはそれでその人の勝手だと思います。他の客に悪影響ではありますが、ぶっちゃけ他のお客のこと考えてゲームする必要なんてないでしょ?

他の人のことを考えて自分が我慢するなんて、ちょっと馬鹿馬鹿しいじゃないですか。僕だって、5万円の価値があると判断すれば、再入荷するまでの時間をお金で買ったと考えて転売屋から購入すると思います。

行政で対応してくれれば、それが一番なんですけどね。音楽ライブのチケットなどのダフ屋行為は、法律で禁止されているんですが。

花火どうすっかな・・・

まだ花火大会まで1週間あるので、機会があれば探したいと思いますが、正直望み薄でしょうね。他の暇つぶし案も考慮することにします。

花火大会さえ過ぎてしまえば僕はドラクエをやるつもりなんで、しばらくSwitchは必要ないんですけどね。